2011.12/11 [Sun]
除染しました

本日、保育園の除染を行いました。
色々ありましたが、ここまでようやくたどり着きました。
しかし、自分の体調があまり良くなく、率先してやることができず無念。
その分旦那が頑張りました。
どれぐらい人が集まるのかな・・・と内心不安でしたが、行ってみると20人位の人が集まっていました。
自前のガイガー持っている人なんかもいて、
「なんだ、心配している人、いたんだ」
と、ちょっと安心。
会長さんが段取りを説明して、いざ除染開始!
この日は朝方冷えたため、園庭が凍ってる・・・
かたくて女の私は早々にギブアップ。
でも、パパ達はやっぱりすごい!!
固い園庭もなんのその。
どんどん掘っていく掘っていく。
当初1センチの除染の予定でしたが、土が凍っていたこともあり、3センチ位一気に塊で掘れる。
「凍っててやりやすいや~」
なんていう頼もしい声も。
私はそそくさと園庭を計測しながらうろちょろ。
本当に、見事に数値が下がるんです。


毎時0.3~0.4あった園庭が、0.1前半に大体落ち着きました。
除染した土は駐車場の脇に穴を掘って埋めました。
これが予想外に大変で・・・
フレコンバック20で足りるだろうと思っていたら、予定より土をはいだものだから38袋使って。
土を詰めるのも埋めるのもパパ達が一生懸命やっていました。
朝8時に開始して、終わったの19時。
まだ完全に終わってはいないのですが・・・
明日うちの旦那が、よけた砂利の山をまた戻す作業を一人でやります。
みんな仕事だから、時間の融通がきく農家の旦那がやるしかない。
ごめんよ、言い出しっぺの嫁を持ったもんだから、色々やらなきゃならなくて。
ここまで来るのに、本当に時間がかかったけど、こうやってみんなで協力してできて、良かった。
まだまだ安心できる数値と言えないけど、前よりはずっと安心できる数値。
内部被曝の問題も山積みだから、これで終わりじゃない。
ようやく、一歩前進。
そして、そもそもこんな作業を保護者が率先してやらなければならない一関市、岩手県の姿勢を改めて問いたい。
子供たちにとって、安全な基準とは何?
外部被曝なら、それはもちろん、ばらまかれた放射線が無くなること。
それができないから、できることをやって、子供たちのリスクを下げる。
内部被曝なら、それはまぎれもなく0.
子供たちに基準を作って、それを食べさせるなんて、やっぱり許せない。
何か起こった時、誰が責任を取るの?
誰も責任を取らない。
だから、我々親は、子供を最大限に守っていくしかない。
それをモンスターだの、ヒステリックだの言う世の中は、本当に疲弊していると思う。
みんなが一つになって、子供たちを守っていきたい。
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